収容方法
ビジネスフォンにNTTひかり電話を収容する場合は2つの方法があります。
- NTTのVOIPを使う
- ビジネスフォンの専用ユニット(基盤)を使う
それぞれのメリットとデメリットを見ていきましょう。
NTTのVOIPを使う
NTTから機器のレンタルが必要となり月額料金が発生しますが、ひかり電話ゲートウェイ自体がルーターにもなるので別の機器を購入しなくてもインターネット環境の構築は容易です。
また、ipv6 IPoEの設定も簡単にできます。
メリット
- 容易にネット環境の構築ができる
- VOIPはレンタル機器なのでNTTで保守をしてくれる
デメリット
- 機器の数が増える
- 月額のコストが増える
ビジネスフォンの専用ユニットを使う
ビジネスフォンメーカーが販売しているひかり電話用のユニットを使います。
ビジネスフォンの種類によってはユニットがルーターになるもの、ならないものがありますので別途ルーターが必要になる場合があります。
ただし、機種専用のユニットのため音声は奇麗にハウリングもしにくくなります。
メリット
- 設置機器の数が減る
- NTTへのVOIPレンタル料金がかからない
- 音声がきれい
デメリット
- 別途ルーターが必要になる場合がある
- ipv6 IPoEの構築には対応していないユニットがある
- ビジネスフォンに不具合があるとネット環境にも障害がでる
デメリットにある最後のビジネスフォンとネットの不具合を同時におこしにくくするために次のような方法もあります。
NTTの回線からスイッチングhubを置き、ビジネスフォンとネット環境それぞれに配線をする方法です。
この場合は必ずルーターが必要です。
ここでルーターの設定なのですがNTTひかり電話は上位網よりDHCPにてひかり電話情報がながれてくるため、WAN側のDHCP取得を有効にしていると「ひかり電話が止まる」不具合が発生します。
またipv6 IPoEの設定もビジネスフォンとルーターで競合をおこし障害が発生することがあります。